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根管治療

歯医者でのボトックス治療は何ヶ月おき?効果と頻度について解説

歯医者で行うボトックスは、歯ぎしりや食いしばり、顎関節のこわばりの緩和などに使われることがあります。筋肉の働きを一時的にやわらげることで、噛みしめによる歯や顎への負担を軽減できる可能性があります。ただし、この効果は永久的ではなく、時間の経過とともに弱まりやすいため、定期的な施術が必要になることがあります。今回は、歯医者で行うボトックス治療の効果の持続期間や施術頻度、注意点を解説します。

1. 歯医者で行うボトックス治療の効果はどれくらい続く?

歯医者でのボトックス治療の効果は一時的とされており、時間の経過とともに弱まっていく傾向があります。ここでは一般的な効果の目安を解説します。
 
①効果の持続期間
ボトックス治療の効果は、一般的に3〜6か月程度持続するとされています。筋肉が少しずつ元の働きを取り戻すにつれ、症状も再び現れる可能性があります。
 
②初回と継続時の違い
初めての施術では、効果の持続が短めになることが多いです。しかし、継続することで効果が安定し、持続時間が長く感じられる場合もあります。
 
③生活習慣の影響
歯ぎしりや強い食いしばりの癖があると、筋肉の回復が早まり効果が短くなることがあります。日常生活の改善も大切です。
 
④個人差について
体質や筋肉の発達具合によって、効果の持続には個人差があります。中には半年以上効果が続く人もいれば、数か月で元に戻る人もいるようです。
 
ボトックス治療の効果は永続的ではないため、持続期間の目安を理解し、自分の症状に合った施術計画を立てることが大切です。
 
 

2. 歯医者でのボトックス治療の頻度は何ヶ月おき?

効果の持続期間を考えると、ボトックス治療は一定の間隔で施術を受けるケースが多いようです。ここでは、その頻度の目安について解説します。
 
①基本的な施術間隔
多くの場合、3〜6か月ごとに施術を受けるのが目安とされています。ただし、症状の強さや回復のスピードによって調整されることもあります。
 
➁症状の程度による調整
食いしばりが強い方や顎関節の違和感が出やすい方は、短めの間隔で施術を繰り返すことがあります。軽度の場合は半年に一度で十分な場合もあります。
 
➂歯科医師による判断
施術の頻度は自己判断ではなく、歯科医師の診察をもとに決めることが重要です。必要以上に繰り返すと、効きが鈍化していく可能性があるため注意が必要です。
 
④効果が安定するタイミング
数回施術を重ねると、筋肉が落ち着き効果の持続が安定してくることがあります。その場合は施術間隔を少し長めにできることもあります。
 
ボトックス治療は、一般的に3〜6か月ごとの施術が目安とされています。しかし、症状や効果の出方には個人差があるため、必ず歯科医師と相談して適切な間隔を決めるようにしましょう。
 
 

3. 歯医者でボトックス治療を受ける際の注意点とリスク

ボトックスは繰り返し施術を行うことで効果が安定するといわれています。しかし、継続するにあたっての注意点やリスクも理解しておくことが大切です。以下に詳しく解説します。
 
①副作用の可能性
施術後に筋肉痛のような強張りや、筋肉痛のような痛み、内出血が一時的に起こることがあります。まれに頭痛が出る場合もあるため、症状が強い場合は速やかに歯科医師に相談することが重要です。
 
➁表情や噛み合わせへの影響
咬筋に作用するため、噛む力が弱まることがあります。特に初回の施術は、一時的に違和感が出やすい傾向があります。
 
➂妊娠・授乳中の制限
妊娠中や授乳中は、施術は避けることが望ましいとされています。将来的に妊娠を考えている方も、施術の時期について歯科医師と相談して調整することが大切です。
不妊治療中の方は、女性で2ヶ月、男性で3ヶ月避妊が望ましいとされています。
 
④過度な頻度のリスク
効果が薄れたと感じても、短期間で繰り返し施術を受けると筋肉が反応しづらく、噛みにくさや表情の違和感につながることがあります。そのため、施術は適切な間隔をあけて行うことが重要です。そのため、筋肉を電気的に測定するホルター検査を併用している歯科医院も多くあります。
 
⑤費用と通院の継続性
ボトックスは一度で完結する治療ではなく、定期的に施術を受ける必要があります。続けていくためには、費用面や通院のしやすさも考えておくことが大切です。
 
ボトックス治療を継続する際には、副作用や生活への影響を理解し、無理のない頻度で進めることが大切です。リスクとメリットを踏まえ、歯科医師と十分に相談しながら取り入れていきましょう。
 
 

4. 横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスのボツリヌス療法(ボトックス治療)

横浜市青葉区・たまプラーザの歯医者「州デンタルオフィス」では、歯ぎしりや食いしばりによる歯や顎の負担を軽減する方法のひとつとして、ボトックス(ボツリヌス療法)を取り入れています。
注射による処置のため、所要時間が短く、仕事や日常生活への影響が少ないことが特徴です。
 
ボトックス治療の特徴① 医療的視点でのボトックス活用
美容目的だけでなく、咬筋(あごの筋肉)の過度な緊張を緩和することを目的に施術を行います。
歯のすり減り・詰め物の脱落・顎関節の不調など、歯科的なダメージ予防を重視した治療方針です。
 
ボトックス治療の特徴② KFDA(MFDS)認証製剤を使用
使用するボツリヌス製剤は、KFDA(韓国食品医薬品安全処)認証を受けた品質基準を満たす製剤。歯科で安全に使用できる水準のものを選択しています。
 
ボトックス治療の特徴③ 咬筋測定と定期検診を組み合わせた管理
施術前後には電気的な筋力測定を行い、咬筋の緊張度合いを客観的に確認。
「効かせっぱなしにしない」をテーマに、定期検診とセットで経過を追いながら施術を調整しています。
 
ボトックス治療の特徴④患者さんの症状に合わせたプログラム
「朝起きると顎がだるい」「歯がすり減っている」「エラの張りが気になる」といった症状は人によって異なります。
州デンタルオフィスでは、咬筋測定 → ボトックス注射 →効果 測定 → 再施術というサイクルを約4か月で1セットとし、患者さんごとに治療計画をカスタマイズしています。
 
ボトックス治療の特徴⑤ 無理のない施術環境
注射時には表面麻酔を用いるなど、痛みや不快感に配慮しています。
施術後は日常生活に大きな制限がなく、基本的にそのまま帰宅できます。
 
 
ボツリヌス療法(ボトックス治療)は、歯ぎしりや食いしばりに悩む患者さんにとって、歯や顎を守るための治療のひとつです。
横浜市青葉区・たまプラーザで歯ぎしり・食いしばり治療をご検討の方は、州デンタルオフィスへご相談ください。カウンセリングのみの予約も可能です。
 
※「ボトックス」という名称は、アラガン社が製造販売する薬剤の商品名です。正式には、ボツリヌス菌が生成するたんぱく質を利用した「ボツリヌストキシン注射」と呼びます。
※効果や持続期間には個人差があります。妊娠中・授乳中の方は施術を受けられません。

▼州デンタルオフィスのボトックス(ボツリヌス療法)
https://www.shu-dental.jp/treatment/dentalbotox

 

まとめ

歯医者で行うボトックス治療は、歯ぎしりや食いしばり、顎関節のこわばりを軽減する手段の一つとされています。
効果の持続期間はおよそ3〜6か月で、多くの場合はこの周期で施術を受けるのが目安です。ただし、症状の強さや生活習慣によって持続期間や必要な頻度は異なることがあります。そのため、自己判断せず歯科医師と相談して計画を立てることが大切です。
 
歯医者でのボトックス治療についてお悩みの方は、横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスまでお問い合わせください。

 

監修:州デンタルオフィス
白土 州(院長 / 10studyClub 理事)

福岡歯科大学 卒業
九州歯科大学附属病院 口腔インプラント科
日本口腔インプラント学会会員
日本顕微鏡歯科学会会員





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