24時間WEB予約
電話予約
アクセス
Instagram

セラミック治療

すきっ歯を改善できる?すきっ歯のセラミック治療法と適応症例

前歯のすき間が気になって、人前で笑うのをためらってしまう、そんな経験はありませんか?すきっ歯は、見た目の印象に大きく影響するため、20代・30代を中心に「なるべく早く見た目を整えたい」と感じる方が多いお悩みのひとつです。中には、矯正以外で短期間に改善できる方法を探している方もいるかもしれません。そんなときに選択肢のひとつとして検討されるのが「セラミック治療」です。今回は、すきっ歯に対してセラミックでの治療が可能なのか、その適応症例や治療の流れについて整理して解説します。

1. すきっ歯をセラミック治療で埋められる?

すきっ歯は、歯と歯の間にすき間が生じている状態を指し、とくに前歯で目立ちやすいケースが多く見られます。このすき間を見た目の問題と感じている方にとって、セラミックを使って埋めることができるかどうかは気になるポイントです。以下の状況で検討されることがあります。
 
①セラミックですき間を補うことは可能
軽度のすきっ歯であれば、セラミックを使って歯の形を整え、すき間を補うことで見た目を改善する方法が検討されることがあります。主にラミネートベニアやセラミッククラウンといった素材が用いられることが多いでしょう。
 
②矯正以外の選択肢として希望されることがある
「長期間の矯正治療は難しい」「できるだけ短い期間で整えたい」というニーズがある場合、セラミックによる審美的な修復が選択肢に含まれることがあります。とくに見た目を気にする20代・30代に選ばれる傾向があります。
 
③治療期間が比較的短く済む場合がある
セラミック治療は、歯を削る・型取りを行う・装着するといった工程で進むため、通院回数が比較的少なく済む場合もあります。ただし、状態によっては複数回の通院が必要になることもあります。
 
④すべてのすきっ歯が対象になるわけではない
すき間が広い場合や、噛み合わせに大きなズレがある場合などは、セラミックだけで対応することが難しいこともあります。そのため、あらかじめ口腔内の状態をしっかりと診断することが重要です。
 
⑤見た目と機能の両面からの判断が必要になる
セラミックは見た目の改善に適した治療ですが、歯としての機能や咬合とのバランスもあわせて考える必要があります。見た目だけで判断するのではなく、将来的な安定性も含めて治療方針を検討していくことが大切です。

すきっ歯の治療を検討する際には、まずはその原因や範囲、周囲の歯との調和などを含めて、適切な治療方法を診断してもらいましょう。

 

2. セラミック治療できるすきっ歯の適応症例とは?

すきっ歯の状態や原因には個人差があり、すべてがセラミックで対応できるわけではありません。セラミックでの治療が適しているかどうかは、以下のような条件が目安となることがあります。
 
①すき間が軽度(1〜2mm前後)である
すきっ歯が比較的小さい場合、ラミネートベニアなどで対応できる可能性があります。前歯の自然な形に合わせてすき間を埋める設計が可能です。
 
②歯の大きさや形に左右差がある
片側の歯だけが小さい、形が不ぞろいといったケースでは、セラミックで形を整えながらすき間を目立たなくする治療が行われます。
 
③色や形の見た目も一緒に整えたい場合
すき間に加え、歯の色や形状なども改善したいと考える場合、セラミックを使ったトータルでの審美的治療が適することがあります。
 
④周囲の歯や歯ぐきに問題がない
歯ぐきが健康で、周囲の歯との調和が取りやすい場合、審美目的の治療としてセラミックが選ばれやすくなります。
 
⑤噛み合わせに大きな問題がない
強い咬合力や噛み合わせのズレがない状態であれば、セラミックによる補綴治療の適応が検討されることがあります。

セラミックは、あくまで「見た目を補う」治療であるため、土台となる歯や周囲の環境が整っているかどうかも重要な判断材料となります。まずは専門的な診断を受け、自分の状態がどの治療に向いているかを把握することが第一歩です。

 
 

3. すきっぱ歯のセラミック治療の流れ

セラミック治療は、歯の色・形・すき間を整えるために行われる審美的な処置の一つです。すきっ歯の改善に用いる場合の代表的な方法と治療の流れについてご紹介します。
 
①ラミネートベニア
すき間が1〜2mm程度と比較的軽度な場合には、ラミネートベニアという方法で対応できることがあります。歯の表面をごく薄く削り、セラミック製のシェルを貼り付けて自然な見た目に整えていく治療です。削る量が少ないため歯への負担も比較的少なく、短期間で見た目の改善が期待できます。ただし、適応となるのはすき間の幅が限られたケースや、歯並びが大きく乱れていない場合に限られます。
 
②セラミッククラウン
クラウンとは「被せ物」のことで、歯を全体的に削ってその上からセラミック製の人工歯を被せる方法です。歯の大きさや形に左右差がある場合には、セラミッククラウンで全体の形を整えることですき間を目立ちにくくする方法がとられることがあります。周囲の歯の色調を考慮しながら設計されるため、自然な仕上がりを目指せます。一方で、ラミネートベニアよりも歯を削る量が多いため、事前の診査と慎重な判断が必要です。

セラミックは見た目の改善に優れた素材ですが、噛み合わせが強い方や歯ぎしりなどの癖がある方の場合、セラミックが欠けたり割れたりするリスクも考慮する必要があります。そのため、治療を行う前に、噛み合わせの強さや生活習慣などをしっかりと診断してもらうことが重要です。

また、セラミック治療は自由診療となるため、費用や回数などの点も含めて、事前にしっかりと説明を受け、納得した上で治療を受けましょう。すきっ歯の改善方法はセラミック治療だけではなく、歯並びや噛み合わせのズレが関係している場合は矯正治療が選択肢に入ることもあります。また、比較的軽度なすき間であれば、ダイレクトボンディングと呼ばれるレジン(歯科用プラスチック)を用いた治療で対応できるケースもあります。

それぞれの治療法には特徴や適応条件が異なるため、ご自身の歯の状態やご希望に合わせて、歯科医師と十分に相談した上で適切な方法を選ぶことが大切です。

 

4. 横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスのセラミック治療

横浜市青葉区たまプラーザの歯医者、州デンタルオフィスは、『見た目の美しさ』と 『歯の機能の回復』を目的としたセラミック治療を行っております。しかし、最大の目的は、長期間使用できることです。
そのため、州デンタルオフィスでは、個々人の口腔内環境に応じて、綿密な治療計画を作成し、精密根管治療や、咬筋ボツリヌス療法により、お口の内外の状態を整え、その上でセラミックによる修復を行っています。セラミックの治療は全て院長が対応し、セラミック製作を専門とする歯科技工士と連携し、精度や審美性に配慮した技工物をご提供しています。

また、セラミック治療は治療後の定期的なメンテナンスがとても大切です。
セラミックを長持ちさせることの秘訣は、早い段階でのセラミックの不具合や新たな問題点を見つけることです。
州デンタルオフィスでは、患者さんのお口の健康を守るため、治療前も治療後も患者さんそれぞれに合った方針を提供しています。
万が一装着したセラミックが割れてしまうなどのアクシデントがあった場合でも、州デンタルオフィスでは5年間の保証を付けており、安心して治療を受けられる制度も整えています。

横浜市青葉区たまプラーザの歯医者州デンタルオフィスではセラミック治療の他にもオフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、歯肉ホワイトニング、咬筋ボツリヌス治療など見た目とお口の機能を向上させる治療も行っています。

▼州デンタルオフィスのセラミック治療
https://www.shu-dental.jp/treatment/esthetic

 

まとめ

すきっ歯の見た目が気になっている方にとって、セラミック治療は比較的短期間で印象を整えやすい選択肢のひとつです。ラミネートベニアやセラミッククラウンなどを用いることで、自然な見た目を目指すことができる場合があります。ただし、すべてのすきっ歯に適応できるわけではなく、噛み合わせや歯ぐきの状態などを確認した上で治療方針を立てることが大切です。

横浜市青葉区たまプラーザ周辺でセラミックの治療をご検討中の方は、州デンタルオフィスまでご相談ください。患者さんのご希望に合わせて、お口の状態を確認しながら治療方法をご提案いたします。

 

監修:州デンタルオフィス
白土 州(院長 / 10studyClub 理事)

福岡歯科大学 卒業
九州歯科大学附属病院 口腔インプラント科
日本口腔インプラント学会会員
日本顕微鏡歯科学会会員

関連記事

最近の記事
  1. 歯のセラミック治療での詰め物と被せ物の違いとは?
  2. すきっ歯を改善できる?すきっ歯のセラミック治療法と適応症例
  3. 前歯4本のセラミック治療のメリットとデメリット、治療の流れを解説
カテゴリー