24時間WEB予約
電話予約
アクセス
Instagram

セラミック治療

インプラント治療と天然歯の治療(セラミック)との違いとは?治療内容・選び方を比較解説

歯を失ったり、見た目を整えたいときに候補にあがるのが「インプラント治療」や「セラミック治療」です。これらは目的や治療の内容に違いがあります。インプラントは歯を失った部分を補うための治療であり、セラミックは残っている自分の歯の見た目を整える方法のひとつです。両者の違いを理解することで、自分に合った治療を選びやすくなります。今回は、それぞれの仕組みや見た目・耐久性の特徴について横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスが解説します。

1. インプラント(人工の歯)とセラミック(自分の歯)の治療内容と違い

歯の見た目を整えたい、または失った歯を補いたいと考えたとき、「インプラント」や「セラミック」といった治療法を耳にする機会があるかもしれません。ここでは、それぞれの構造と治療の流れを整理します。
 
①インプラントの治療内容
インプラントは、むし歯や歯周病、外傷などで歯を失った部分に人工の歯根を埋め込む治療です。チタン製のスクリュー状の部品をあごの骨に固定し、その上に人工の歯(上部構造)を取り付けます。
 
②セラミック治療の治療内容
セラミックは、歯の見た目の改善や、精度の高い治療をするために用いられる材料です。主に、歯を削って被せる「セラミッククラウン」や、表面に貼り付ける「ラミネートベニア」などがあります。
 
③治療の目的の違い
インプラントは「歯を失った部分の再建」、セラミックは「歯の形・色・並びの改善」が目的とされています。
 
④治療の進め方の違い
インプラントは外科手術を伴い、チタン製の人工の根を骨に埋めこみ、数か月かけて結合していきます。セラミックは歯の形を整えて型取りを行い、完成した被せ物を装着します。治療期間の目安は、インプラントが数か月〜半年、セラミックは数週間程度とされています。
 
インプラントは「歯の再建」、セラミックは「歯の修復」という異なる目的を持つ治療であり、治療を選ぶ際は、歯が残っているかどうかが一つの目安となることがあります。
 
 

2. 見た目・耐久性でみるインプラントとセラミックの特徴

インプラントとセラミックは、いずれも見た目にも配慮された治療法です。ここでは、見た目・噛む力・経年変化といった観点から、それぞれの特徴を比較していきます。
 
①見た目の自然さ
セラミックは透明感があり、天然の歯に近い見た目を目指しやすい素材です。歯の色や明るさを調整できるため、周囲の歯と調和しやすいとされています。インプラントも上部構造にセラミックを使用することで、見た目に配慮した仕上がりが期待されます。
 
②噛む力と安定性
インプラントはあごの骨に直接固定される構造のため、噛む機能の回復を目指せる治療法の一つとされています。セラミックは歯の表面を覆う治療のため、噛む力は歯根の状態に影響を受けやすく、根が弱い場合は負担がかかることがあります。
 
③耐久性とケアの違い
セラミックは汚れや変色に強いとされる素材ですが、強い衝撃が加わると欠けることがあります。インプラントは骨と結合する構造で、適切なケアが続けられた場合に長期使用されることもあります。
 
④経年変化とメンテナンス
セラミックは色が変わりにくい素材ですが、歯ぐきが下がると境目が見えることがあります。インプラントは「インプラント周囲炎」に注意が必要で、専用のブラシやフロスを使ったケアが重要とされています。
 
見た目・機能・耐久性などを考慮すると、インプラントは「噛む機能の回復を目指す治療」、セラミックは「見た目の改善を目的とした治療」として選ばれることがあります。
 
 

3. インプラントとセラミック 自分に合う治療法を選ぶポイント

インプラントとセラミックは、見た目や機能面にも配慮された治療法として知られています。ただし、それぞれの特徴を理解せずに選ぶと、期待と異なる結果になることもあります。ここでは、自分に合った治療法を選ぶための判断基準を整理します。
 
①歯が残っているかどうか
歯が残っているかどうかは、治療法を考える上で重要なポイントです。歯が完全に抜けている場合はインプラント、根が残っている場合はセラミックが選択肢となることがあります。なお、根の状態が弱い場合には、土台から再建できるインプラントが提案されるケースもあります。
 
②見た目を重視したいか、噛む力を重視したいか
見た目の自然さを重視する場合はセラミック、噛む機能の回復を重視する場合はインプラントが検討されることがあります。特に奥歯は噛む力の負担が大きいため、状態によってはインプラントの方が安定性を考慮した選択肢となることもあります。
 
③治療期間と通院回数
インプラントは外科手術を伴うため、治療期間は数か月〜半年ほどかかるケースがあります。セラミックは、症例によっては2〜3回の通院で治療が完了する場合もあります。
 
治療法の選択では、「現在の口の状態」と「将来的な維持のしやすさ」の両面を踏まえて検討しましょう。見た目や噛み心地、手入れのしやすさなど、生活全体とのバランスを考えることが重要です。
 
 

4. 横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスのインプラント治療

横浜市青葉区たまプラーザの歯医者「州デンタルオフィス」では、精密な検査にもとづき、患者さん一人ひとりの状態やライフスタイルに合わせたインプラント治療をご提案しています。
見た目の自然さと噛みやすさの両立を目指し、診査・診断から治療後のフォローまで丁寧に対応します。
 
インプラント治療の特徴①学会認定医が行う診断と計画
日本口腔インプラント学会認定医が在籍。CTや光学スキャナー(TRIOS3)で骨や神経・血管の位置を立体的に確認し、シミュレーションソフトで治療計画を立案します。
必要に応じてサージカルガイドを使用し、計画に基づいた処置を目指します。
 
インプラント治療の特徴②不安に配慮した治療環境
インプラント手術は、滅菌管理に配慮した特別診療室「S room」で実施します。
細部まで確認できるよう、マイクロスコープや無影灯などを活用しています。
プライバシーに配慮した個室空間で、落ち着いて治療に臨めるよう工夫しています。
 
インプラント治療の特徴③静脈内鎮静法に対応
「手術が不安」という方には、麻酔専門医による静脈内鎮静法(セデーション)に対応可能です。
うたた寝に近い状態で治療を受けられる場合があり、血圧・脈拍・酸素飽和度などをモニタリングします(適応には事前診査が必要です)。
 
インプラント治療の特徴④低侵襲アプローチ・即時荷重への配慮
症例により、切開や縫合を抑える方法や、抜歯と同時にインプラントを入れる抜歯即時埋入/即時荷重に対応できる場合があります。
適応の可否は骨量・骨質や噛み合わせなどを総合的に評価してご案内します。
 
インプラント治療の特徴⑤骨造成を含む難症例にも相談可
骨の厚みや高さが不足している場合には、GBR(骨誘導再生)・サイナスリフトなどの骨造成術を併用して治療を検討します。
他院で難しいと言われた方も、現在の状態を精密検査のうえで可能性をご説明します。
 
インプラント治療の特徴⑥分かりやすい説明とセカンドオピニオン
治療の流れ・期間・費用・リスク・メンテナンスまで、専門用語をかみくだいてご説明。
セカンドオピニオンにも対応し、入れ歯・ブリッジとの比較も踏まえて、患者さんにとって適した選択肢を一緒に検討します。
 
 
インプラント治療は、見た目や噛みやすさに関わる大切な選択肢の一つです。
横浜市青葉区・たまプラーザでインプラント治療ご検討の方は、州デンタルオフィスへお気軽にご相談ください。
 

▼州デンタルオフィスのインプラント治療
https://www.shu-dental.jp/treatment/dentalbotox

 

まとめ

インプラントとセラミックは、いずれも自然な見た目が期待される治療ですが、目的や方法は異なります。歯を失った場合はインプラント、歯が残っている場合はセラミックが選択肢となることがあります。どちらも、適切なメンテナンスが長持ちの鍵となります。見た目と噛む力の両方を考慮し、自分の口の状態に合った治療法を選ぶことが大切です。
 
インプラントやセラミックの治療についてお悩みの方は、横浜・たまプラーザの歯医者、州デンタルオフィスまでお問い合わせください。

 

監修:州デンタルオフィス
白土 州(院長 / 10studyClub 理事)

福岡歯科大学 卒業
九州歯科大学附属病院 口腔インプラント科
日本口腔インプラント学会会員
日本顕微鏡歯科学会会員





関連記事

最近の記事
  1. インプラント治療と天然歯の治療(セラミック)との違いとは?治療内容・選び方を比較解説
  2. ボトックス(ボツリヌス治療)をやめるとどうなる?やめた後の変化と注意点
  3. 【精密根管治療症例】上顎前歯外科的歯内療法|40代女性 歯根端切除術