前歯は笑顔や会話の印象を左右する大切な部分です。そのため、部分入れ歯が見えてしまい、見た目に悩む方は少なくありません。こうした見た目に関する悩みを軽減する治療の一つが「インプラント」です。今回は、上の前歯の部分入れ歯が目立つ理由や、インプラント治療のポイント、治療期間の目安について、横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスが解説します。
1. 前歯の部分入れ歯が目立ちやすい理由とは
前歯の部分入れ歯は、機能性だけでなく見た目にも配慮が求められるデリケートな部位です。入れ歯の構造や素材、口元の特徴によって目立ちやすくなることがあります。ここでは、その主な理由を解説します。
①前歯は顔の中心にあり、視線が集まりやすい
笑顔や会話の中で前歯はもっとも見えやすい位置にあるため、人工歯の色味や質感、歯ぐきとの境目が自然な歯と異なると違和感が出る場合があります。
➁歯ぐきのラインや口の開き方により露出しやすい
前歯周囲は歯ぐきが見えやすく、入れ歯の境界が目に付きやすい傾向があります。また、金属のバネを使用するタイプでは、口の開き方によって金属部分が見えやすくなることがあります。
➂素材による色味や質感の違い
人工歯やプラスチック製の歯ぐきは天然歯や本来の歯肉とは光の反射が異なるため、近くで見ると違和感を覚えることがあります。
④経年変化による見た目の変化
使用期間が長くなると人工歯の変色や摩耗、歯ぐき部分のくすみなどが起こることがあります。適合がズレると浮いたように見えることもあります。
⑤発音や表情に影響が出やすい
前歯の入れ歯は発音や口元の動きに影響し、微妙な厚みや位置のズレによって話し方や表情に変化が出ることがあり、気づかれる要因になることもあります。
このように、前歯の部分入れ歯が目立ちやすい理由は、金属バネの有無だけでなく、構造や素材、口元の状態が関係しています。
2. 前歯の見た目を自然に整えやすいインプラント治療
インプラントは、失った歯の部分に人工の歯根を埋め込み、その上にセラミックの人工歯を装着する治療方法です。金属バネが不要なため、見た目や噛み心地の改善が期待されます。
①人工歯根でしっかり固定される
インプラントはチタン製の人工歯根をあごの骨に埋め込むため、入れ歯のようにバネで支える必要がなく見た目に金属が出ることがありません。
➁セラミック素材で自然な色調を再現
前歯のインプラントでは、天然歯に近い色調と透明感を持つセラミックを使用します。光の反射が天然歯に近く、周囲の歯との調和がとれた仕上がりが期待できます。
➂歯ぐきとの境目が自然に仕上がる
歯ぐきの形に合わせて人工歯を設計できるため、装着後も歯と歯ぐきの境目を自然に仕上げやすくなります。特に笑ったときの印象が変わることがあります。
④取り外しの必要がない
インプラントは固定式のため、入れ歯のように外れる心配が少なく、会話や食事中にズレを感じにくい方もいます。
⑤メンテナンスで長期使用を目指せる
正しいケアを行えば、インプラントは長期間の使用が期待できます。歯医者で定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
インプラントは見た目だけでなく、噛む力や発音にも配慮しながら進められる治療です。前歯の審美性を重視する方にとって選択肢となります。
3. 前歯を入れ歯からインプラントへ移行する場合の流れと期間
部分入れ歯からインプラントに切り替える際は、検査・手術・治癒までの各段階を経て進みます。治療内容によって期間は異なりますが、平均すると約6か月〜1年程度が一般的です。ここでは、各ステップの流れとおおよその期間を解説します。
①初診・検査(約1〜2週間)
現在の入れ歯の状態や骨の量を調べ、CT撮影や歯周検査を行います。骨が薄い場合は、骨造成などの前処置を検討することがあります。
➁治療計画・準備期間(約2〜4週間)
検査結果をもとに、インプラントの本数や位置を決定します。上の前歯は見た目に影響することがあるため、歯ぐきの形や笑ったときの見え方も考慮して設計します。
③抜歯後の治癒期間(約2〜3か月)
残っている歯を抜歯した後、歯ぐきと骨が落ち着くまで2〜3か月ほど期間を置きます。
④インプラント埋入手術と定着期間(約3〜6か月)
チタン製の人工歯根を骨に埋め込み、結合を待ちます。上の前歯は骨が薄いため、下顎よりもやや長めになることがあります。この間は仮歯で見た目を整えます。
⑤人工歯(上部構造)の装着(約1か月)
骨とインプラントが安定したら、セラミックの人工歯を装着し、色や形を周囲と合わせます。
⑥メンテナンスと経過観察(継続)
装着後は、定期的なメンテナンスで歯ぐきや骨の状態を確認します。ブラッシングやクリーニングを続けることが大切です。
前歯のインプラント治療は、見た目や骨の状態によって期間が前後します。治癒期間を確保しながら進めることで、自然で長持ちする仕上がりを目指すことができます。
4. 横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスのインプラント治療
横浜市青葉区たまプラーザの歯医者「州デンタルオフィス」では、精密な検査にもとづき、患者さん一人ひとりの状態やライフスタイルに合わせたインプラント治療をご提案しています。
見た目の自然さと噛みやすさの両立を目指し、診査・診断から治療後のフォローまで丁寧に対応します。
インプラント治療の特徴①学会認定医が行う診断と計画
日本口腔インプラント学会認定医が在籍。CTや光学スキャナー(TRIOS3)で骨や神経・血管の位置を立体的に確認し、シミュレーションソフトで治療計画を立案します。
必要に応じてサージカルガイドを使用し、計画に基づいた処置を目指します。
インプラント治療の特徴②不安に配慮した治療環境
インプラント手術は、滅菌管理に配慮した特別診療室「S room」で実施します。
細部まで確認できるよう、マイクロスコープや無影灯などを活用しています。
プライバシーに配慮した個室空間で、落ち着いて治療に臨めるよう工夫しています。
インプラント治療の特徴③静脈内鎮静法に対応
「手術が不安」という方には、麻酔専門医による静脈内鎮静法(セデーション)に対応可能です。
うたた寝に近い状態で治療を受けられる場合があり、血圧・脈拍・酸素飽和度などをモニタリングします(適応には事前診査が必要です)。
インプラント治療の特徴④低侵襲アプローチ・即時荷重への配慮
症例により、切開や縫合を抑える方法や、抜歯と同時にインプラントを入れる抜歯即時埋入/即時荷重に対応できる場合があります。
適応の可否は骨量・骨質や噛み合わせなどを総合的に評価してご案内します。
インプラント治療の特徴⑤骨造成を含む難症例にも相談可
骨の厚みや高さが不足している場合には、GBR(骨誘導再生)・サイナスリフトなどの骨造成術を併用して治療を検討します。
他院で難しいと言われた方も、現在の状態を精密検査のうえで可能性をご説明します。
インプラント治療の特徴⑥分かりやすい説明とセカンドオピニオン
治療の流れ・期間・費用・リスク・メンテナンスまで、専門用語をかみくだいてご説明。
セカンドオピニオンにも対応し、入れ歯・ブリッジとの比較も踏まえて、患者さんにとって適した選択肢を一緒に検討します。
インプラント治療は、見た目や噛みやすさに関わる大切な選択肢の一つです。
横浜市青葉区・たまプラーザでインプラント治療ご検討の方は、州デンタルオフィスへお気軽にご相談ください。
▼州デンタルオフィスのインプラント治療
https://www.shu-dental.jp/treatment/implant
まとめ
上の前歯のインプラント治療は、見た目の自然さと機能性の両立を目指す方法です。部分入れ歯と異なり、金属バネが見える心配がなく、周囲の歯に合わせて設計されます。治療期間は一般的に6か月〜1年ほどで、骨の状態や治療計画により個人差があります。長期的に使うためには、定期的なメンテナンスを欠かさないことが大切です。
上の前歯の見た目やインプラント治療期間について詳しく知りたい方は、横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスまでお問い合わせください。
監修:州デンタルオフィス
白土 州(院長 / 10studyClub 理事)
福岡歯科大学 卒業
九州歯科大学附属病院 口腔インプラント科
日本口腔インプラント学会会員
日本顕微鏡歯科学会会員

