ボトックス治療は、食いしばりや歯ぎしりによる筋肉の緊張をやわらげる目的で行われることがあります。しかし、治療後に「いつから食事をしてよいのか」「避けたほうがよい食べ物はあるのか」と不安を感じる方も少なくありません。施術直後は、一時的に噛みにくさや筋肉のだるさを感じることがあり、食事内容によってはお口に負担がかかる場合があります。 適切な過ごし方を知っておくことで、治療後の不安を減らしやすくなります。
今回はボトックス治療後の食事や当日の注意点について、横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスが解説します。
1. ボトックス治療当日の食事はいつからできる?
施術後は普段通りに過ごせることが多いものの、食事のタイミングや内容には注意が必要です。治療後の筋肉は刺激に敏感な場合もあるため、無理のない食事を心がけましょう。
①施術後すぐでも食事は可能
ボトックス治療後は、基本的に数時間待たずに食事ができるケースが一般的です。ただし、注射部位に違和感がある場合は無理を避けましょう。
②麻酔を使用した場合は感覚に注意
表面麻酔などを使用した場合は、口周辺の感覚が鈍くなることがあります。誤って頬や唇を噛まないよう、感覚が戻るまで注意が必要です。
③刺激の少ない食事から始める
施術当日は、やわらかめの食事を選ぶと負担を抑えやすくなります。おかゆやスープなど、強く噛まなくてよい食事が向いています。
④熱すぎる飲食物は避ける
施術直後に熱い飲み物や食べ物を摂ると、血流が促進される可能性があります。腫れや赤みが気になる場合は、少し冷ましてから摂取しましょう。
⑤アルコールは控える
飲酒は血行を促進し、腫れや内出血につながる場合があります。当日はアルコールを避け、水分補給を意識して過ごすことが大切です。
ボトックス治療当日は、無理に普段通りの食事を取ろうとせず、お口や筋肉の状態に配慮した食事内容を選ぶことが大切です。
2. ボトックス治療当日の食事の注意点
ボトックス治療後は、食事内容によって筋肉に負担がかかる場合があります。施術当日は刺激を避けながら、慎重に食事を進めることが重要です。
①硬い食べ物を避ける
せんべいやフランスパンなど硬い食べ物は、咬筋に負担がかかりやすくなります。施術当日はやわらかい食事を中心に選びましょう。
②長時間噛み続ける食事に注意
ガムやスルメなど、長く噛み続ける食品は筋肉への刺激につながります。施術当日は控えることが望ましいでしょう。
③辛味の強い食事を控える
香辛料の強い食事は血流を促進し、注射部位の違和感を強める可能性があります。刺激の少ない味付けを選ぶことが大切です。
④片側だけで噛まない
片側ばかりで噛む癖があると、筋肉に偏った負担がかかることがあります。左右均等に噛む意識を持つようにしましょう。
⑤食事中の違和感を無理に我慢しない
施術後は、一時的に噛みにくさやだるさを感じることがあります。違和感が強い場合は、食事を中断して様子を見ることも必要です。
施術後の食事では、筋肉に余計な負担をかけないことが大切です。刺激や負担の少ない食事を意識しながら過ごしましょう。
3. ボトックス治療当日に噛みにくさを感じたときの対策
ボトックス治療後は、筋肉の働きが変化することで、一時的に噛みにくさを感じる場合があります。症状が強くない場合は、数日から数週間で落ち着くこともあります。
①やわらかい食事を選ぶ
噛みにくさがある場合は、豆腐やうどんなどやわらかい食事が向いています。筋肉への負担を減らしながら食事を取りやすくなります。
②小さく切って食べる
食材を小さめに切ることで、咀嚼時の負担を抑えやすくなります。無理に大きな食材を噛み切ろうとしないようにしましょう。
③ゆっくり噛む
急いで食事をすると、筋肉に負担が集中しやすくなります。落ち着いてゆっくり噛むことで、お口への負担軽減につながります。
④違和感が続く場合は相談する
噛みにくさが長期間続く場合や、強い違和感がある場合は自己判断せず歯科医師へ相談しましょう。状態に応じた確認が必要です。
⑤当日の激しい運動は控える
運動によって血流が促進されると、腫れや違和感につながる場合があります。施術当日は安静を意識した生活を心がけましょう。
ボトックス治療後の噛みにくさは一時的な場合もありますが、無理をせず慎重に食事を進めることが重要です。
4. 横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスのボツリヌス療法(ボトックス治療)
横浜市青葉区・たまプラーザの歯医者「州デンタルオフィス」では、歯ぎしりや食いしばりによる歯や顎の負担を軽減する方法のひとつとして、ボトックス(ボツリヌス療法)を取り入れています。
注射による処置のため、所要時間が短く、仕事や日常生活への影響が少ないことが特徴です。
ボトックス治療の特徴① 医療的視点でのボトックス活用
美容目的だけでなく、咬筋(あごの筋肉)の過度な緊張を緩和することを目的に施術を行います。
歯のすり減り・詰め物の脱落・顎関節の不調など、歯科的なダメージ予防を重視した治療方針です。
ボトックス治療の特徴② KFDA(MFDS)認証製剤を使用
使用するボツリヌス製剤は、KFDA(韓国食品医薬品安全処)認証を受けた品質基準を満たす製剤。歯科で安全に使用できる水準のものを選択しています。
ボトックス治療の特徴③ ホルター検査による咬筋測定と定期検診を組み合わせた管理
施術前後には電気的な筋力測定(Myonix)を行い、咬筋の緊張度合いを客観的に確認。
「適正な数値にコントロールする」をテーマに、定期検診とセットで経過を追いながら施術を調整しています。
ボトックス治療の特徴④患者さんの症状に合わせたプログラム
「朝起きると顎がだるい」「歯がすり減っている」「エラの張りが気になる」といった症状は人によって異なります。
州デンタルオフィスでは、咬筋測定 → ボトックス注射 →効果 測定 → 再施術というサイクルを約4か月で1セットとし、患者さんごとに治療計画をカスタマイズしています。
ボトックス治療の特徴⑤ 無理のない施術環境
注射時には表面麻酔を用いるなど、痛みや不快感に配慮しています。
施術後は日常生活に大きな制限がなく、基本的にそのまま帰宅できます。
ボツリヌス療法(ボトックス治療)は、歯ぎしりや食いしばりに悩む患者さんにとって、歯や顎を守るための治療のひとつです。
横浜市青葉区・たまプラーザで歯ぎしり・食いしばり治療をご検討の方は、州デンタルオフィスへご相談ください。カウンセリングのみの予約も可能です。
※「ボトックス」という名称は、アラガン社が製造販売する薬剤の商品名です。正式には、ボツリヌス菌が生成するたんぱく質を利用した「ボツリヌストキシン注射」と呼びます。
※効果や持続期間には個人差があります。妊娠中・授乳中の方は施術を受けられません。
▼州デンタルオフィスのボトックス(ボツリヌス療法)
https://www.shu-dental.jp/treatment/dentalbotox
まとめ
ボトックス治療後は、基本的に当日から食事が可能ですが、硬い食べ物や刺激の強い食事は避けることが大切です。また、一時的に噛みにくさや筋肉の違和感を感じる場合もあるため、やわらかい食事を選びながら無理のない生活を心がけましょう。症状が長引く場合は、早めに歯科医師へ相談することも重要です。ボトックス治療後について不安がある方は、横浜・たまプラーザの歯医者 州デンタルオフィスまでお問い合わせください。
監修:州デンタルオフィス
白土 州(院長 / 10studyClub 理事)
福岡歯科大学 卒業
九州歯科大学附属病院 口腔インプラント科
日本口腔インプラント学会会員
日本顕微鏡歯科学会会員

